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水着のシモベくん♪~処女に襲われる海の家~  LILITH|リリス
♪ストーリー

「いらっしゃいませ! 貝南亭へようこそ!」

過激で可愛らしい水着を着ている女の子3人が
店内に響きわたるくらいの元気な声が聞こえ、
今まで見たこともないくらいに
お店の中はお客さんが入り賑わっている。
振り返れば、ひょんな事から、この海の家『貝南亭』で働く事になった主人公の公平。
彼は学園の教師をしているが
この夏休みのしかもお盆休暇の4日間は親戚が経営している海の家を手伝うはめになった。
手伝うのはやぶさかではないが……俺は極力手伝いたくない理由があるんだ……。

「先生っ、最後のご指導、よろしくお願いします!」
「おう、早いなお前ら」

俺、小玉公平は男子生徒達に呼び止められた。
廊下の真ん中で一列に並ぶ学生たちが学園の教師である俺に頭を下げる。
放課後は水泳部の臨時顧問をしていたが、それも今回でお役ご免になる。
水泳部の途中、職員室に向かうの廊下を歩いていた。

「やあ、お疲れさま。熱血教師」
「今日も似合ってるよ、そのジャージ姿」
「ん?」

振り返らなくても相手はわかる。男のくせに、耳たぶから入って頭の中をくすぐるような声の持ち主。

「立川か……お前ちょっとクールすぎるぞ。
 それがモテる秘訣か?
 どう考えても校則違反の格好してからに」

違反も何も、そもそも制服ですらない。

「お嬢様がかっちりした格好をお好みだからね。
 これでも苦労があるんだよ」

そんな事を言いながらあくまで涼しげな立川は、
今でこそ簡易な格好で済ませているが、
六月の衣替えまでは、この上に燕尾服めいたスーツと
白手袋。まるで絵に描いたような執事……
そう。事実執事なのだ立川ユキは、学園の理事長の孫娘、
住之谷京香『お嬢様』の執事をしている。
勉強もスポーツも得意で成績も常に上位である。
そんな立川は優秀な生徒と言える。立川と2、3の会話をするとその場を離れ、プール場に戻ることにした。

-*-*-

プール場に戻ると先ほどあった立川の主人でもあり、
学園の理事長の孫娘の住之谷京香である。

「せんせーおつかれー!」
「ありがとうございましたっ」
「なんか寂しい。明日からも授業で会うのに」
「はは。これまでありがとうな、お前ら。
 素人コーチで申し訳なかったが」

女子部員達に囲まれると、
シャワーで念入りに塩素を落としても、
ほのかに漂うプールの香りに包まれる。

「……いかんいかん。今はよせ、
 競泳水着も見納めとか考えるな」
「先生……?」
「なんでもない、こっちの話だ。住之谷」
「そうですわ。先生は、
 夏休みはどこかへ行かれるご予定はありますか?」
「ん? ああ、ちょっと田舎の山に。地質調査にでも」

大人になってはまったせいか、今は休みとなると地図やコンパス片手にあちこちの山に入るのが楽しくて仕方がない。

「夏の休暇は、昔住んでた町、貝南っていうんだけど、
 そこにもいい斜面があるから、いっちょ測ってこようと
 思ってさ」
「貝南町……先生のご実家なんですの?」
「もう何年も行ってないけどな、だいぶ前に
 引っ越しちまったし……悪い、つまんない話だったな」
「いいえ。先生は、山歩きが本当にお好きなんですね」
プール場で住之谷と立ち話を少しだけすると、
俺はその場を後にする。

-*-*-
 
 
 



廊下を歩いていると1人の生徒に声をかけられた。

「女子の水着、もう見れなっくて残念ですねー」
「本当だ、もう明日からなにを楽しみに……なななっ?」

背後から飛び出してきた声の主は……。

「小玉せんせっ♪」
「なんだ、楓か……ひっ人聞きの悪い事を言うなっ」

両親の連れ子同士で血はつながっていないが、再婚したのがお互い小さい頃だったから、お互い実の兄妹のように思っている
とはいえ大学に通うのに俺が親元を離れてから数年、まさか自分の受け持ちのクラスに楓がいるとは。
さらに加えて、楓も水泳部員だ。特に平泳ぎに素質を感じる。

「先生、また妹とイチャイチャですかー?」
「お義兄さんっ! 妹さんを僕にください!」
「はははっ、自慢の妹だぞ。
 簡単に他の男にやれるもんか!」
「……もう、お兄ちゃんがそんなだから
 あたしいつまでたっても彼氏作れないんだよー」
「はいはい、そうだ……楓はどうするんだ?
 夏休み」

学校近くにアパートを借りている俺は、
実家住まいの楓の夏休みの予定はよく知らない。

「夏休み? んー、まだ決めてないよ。
 部活もあるし。でもせっかくだし、
 海にでも行ってみようかなぁ」
「お兄ちゃんは夏休み、貝南に行くんだっけ?」
「おう、研修開けに都合がつきそうだから、
 ちょっと行ってみるつもりだ」

少し昔のことをしみじみと思い出す俺。
そんな俺に対し楓は、貝南の海を話し出してきた
再婚して間もなく引っ越しをしたので、楓は貝南町の思いではほとんどないはずだと思っていた。

「海の家、あったよね。二階建ての」
「え、よく覚えてるな、相当小さかったろ?
 オバちゃん元気かな?」
 ついでに寄ってみるか……。
「おみやげ、ちゃんと持って行くように」
「よくできた妹だなあ」

妹の楓と立ち話をすませると俺は職員室に向かった。
夕焼けの差し込める校舎。
プールサイドには怪しい影が3つあった。

「聞いてた?」
「ああ」
「決まりですわね……」
「日取りは」
「OK確認済み。研修の後って言ってたから」
「では、その日に合わせて」

と3人の影は密談をしていたらしい……
俺はここ数日のことを思い返す。
そう、いま海の家で働く3人娘は
偶然出会った運命ではなく、
謀られ出会った罠なのである。
と俺はため息を吐きつつも、注文が通った商品を渡す。

「ほいカレー1ラーメン2、上がったぞっ!」
「行ってきますっ、
 追加で氷レモン、イチゴお願いしますっ」
「おうっ、京香かき氷頼むっ、二つだ!」
「わかりましたっ。
 め、目が回る忙しさですわね……!」

忙しさを他所に俺は昨日の夜のことを思い出してしまう。
昨日の晩強引に薬を盛られ、しかもあんな事をして……

「一晩で、さ、三人……」
今にも鼻血を出しそうな位昨日の事を思い出している俺を
楓が現実に戻してくれる。

「ほら、お兄ちゃん!
 今忙しいんだからぼ~っとしないで!
 焼きおにぎり焦げているよ!」
「わっいかんいかん……よしと、
 焼おにぎり三つ上がり……んっ?」

 皿の上に熱々のおにぎりを三つ乗せて……。

    ▲▲
     ▼ ←こう並べてみると…

「あれっビキニに見えるぞコレ! ビキニ!
 見てみろホラホラ、ビキニみたいだ! ほぉ~っ♪♪」
「……はっ!?」

 正しくは、俺こと小玉公平が。

「水着に、目がなさ過ぎるばかりに……」
 そう、この3人と海の家で出会ったその日に
あんな事になってしまうなんて……!
昨日の出来事がきっかけに、俺と楓、京香、ユキの4人と
この貝南亭を取り巻く、一夏の過激でアブナイ青春の
一ページが始まるのであった。

「しかたないよ」
「そうですわ」
「そうそう」

「だって、お兄ちゃんは、水着のシモベなんだから……!」