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褐色アナメイト~桃尻っ娘を堕とせ♪~  LILITH|リリス
*ストーリー
 この世界には言葉を話す三つの種族が生きている。
魔族と死神族、そして人類だ。
魔族はヨーロッパを発祥の地とし、莫大な魔力と力をもって新大陸アメリカ大陸へ渡り、その後世界各国へと生活範囲を広げていった。
死神族も魔族発祥の地とほど近い、
ヨーロッパのとある地方とされている。
こちらも魔族が領地を拡大していくにつれ、
競い合うように各地に渡っていった。
そして、最後に世界へと羽ばたいていったのが、人類だ。
魔族や死神族のような魔力も力も持たない人類だったが、科学の力を武器に、他の二種族に負けじと世界への進出を開始する。
十九世紀には三種族それぞれの国の間で争いが勃発する。
それが後に第一次世界大戦と呼ばれる大戦だった。
その後、二度目の世界大戦を経て、ようやく現在の平和な時代を迎えるに至っていた。

その世界で王立フェブリナ学園に通う柊雅臣。
彼はクラスメートや教師達からは、問題児だと常日頃から言われている。

*  *  *  *  *  *  *  *  *

「おい、柊……お前が卑猥で煩悩の塊であっても、何を妄想しようと勝手だが、授業の邪魔はするなと、毎回言ってるだろ?」
「うっ……はい」
「それと教科書はどうした?」
教師の視線が、雅臣の机の上へと注がれる。
授業中であれば、当然あるべき教科書は、机の上に影も形も無い。
「何だそれは?」
教科書に代わって机の上に置かれていたのは、一冊のスケッチブックだった。
「あ~、いや、これは……」
慌ててスケッチブックを隠そうとする雅臣だったが、時既に遅し。
素早く教師がそれを取り上げる。
「ん? 何だこれは……」
パラパラとスケッチブックをめくった教師が眉を寄せ、呆れたように呟く。
スケッチブックには、この学園で人気のある魔族と死神族の娘の写真が所狭しと貼られてあった。
「お前、学校に何しに来てるんだ? よくもまぁ、これだけ集めたものだ……この情熱を少しでも授業にむけられんのか?」
ページをめくりながら、やれやれといった顔のまま教師がまた頭を振る。
「ふむ……本日のベストショット?」
教師が手を止めたページには、魔族と死神族の娘達の——尻、尻、尻、尻と尻の写真がひたすら貼りつけてある。
「え、えっと……それは好きな人を思う余りに作ってしまった俺専用のスケッチブックなんです。ある意味教科書です……そう。人生の教科書なんですよ」
スケッチブックの素晴らしさを分かってもらおうと、雅臣が力説を始める。
「昨日取ったこの写真なんですけど、ここのヒップのラインとチラっと見えるおへその辺りとかグッと来るでしょ!! きますよね!?」
語り始めると、雅臣の瞳が純真な少年のようにキラキラと輝き始める。
その熱意に、ちょっと気圧されてしまった教師だったが——
「あー、ごほんっ」
体勢を立て直すべく、一つ大きく咳払いをする。
「柊、お前の情熱は良く分かった。だが、いかにこれが人生の教科書だろうと、先生の授業には関係が無い」
「うっ……」
ごく当たり前の反論に、雅臣は言葉に詰まる。
「本来なら、これは没収と言いたいところだが……」
「えぇえっ!? そ、そればかりはぁ……俺の命と同じくらい大事なモノなんです! 俺のこれまでの人生そのものなんです!」
没収という言葉に、雅臣の顔が青ざめていく。
「分かった分かった。没収はせん。その代わり……今日も廊下に行ってもらおうか」
スケッチブックで、軽くポンポンと雅臣の頭を叩いてから、教師が廊下を指さす。
「あはは……えっと……コレ持って行っちゃ駄目ですか? 誰かに取られると困るので」
「駄目だ」
「うぅ……」

*  *  *  *  *  *  *  *  *
 
 
 



キーンコーンカーンコーン
授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
雅臣が目指す場所はただ一つ。
学食でも無く購買部でも無いその場所は——屋上だった。
「お待たせーーっ! 愛しの子猫ちゃんたち!」
ドンッと勢い良く屋上に通じる扉を開ける雅臣。
「うぅっ……あんたに、子猫ちゃんとか言われると鳥肌立っちゃうのよ」
「同じく……」
「これはリディアとアルカナへの愛があるから出来る事
 なんだって! さぁ! 美尻ちゃん達、今日こそ恥ず
 かしがらずに俺の愛を受け止めてもらうよ~♪」
「あんたの愛なんて、今すぐゴミ箱に捨てちゃいたいく
 らいだわ」
ツンツンと冷たい言葉で、ハートを切り裂いてくる女
王様然としたスレンダーな美少女の名はリディア。
その気品と高慢さが絶妙にブレンドされた態度の通
り、魔王の一族だった。
褐色肌が大好きな愛好家のバイブル月刊褐色娘monmon
でよくモデルをやっている、成績優秀にして生徒会長の
美少女悪魔。
小ぶりな胸と引き締まった体。そしてみごとなライン
のお尻の持ち主。
勿論、学園のアイドルだ。
そんなリディアに冷たく睨まれながらも、
無意識のうちに口元が緩んでしまう。
「ふふふふふっ」
「また……良からぬ事を企んでいるな……」
リディアの隣で眉をしかめ小さく呟く、グラマラスな女生徒。
彼女の名はアルカナ。死神族の中でも名門の一部族の長だった。
 リディアと同じでよく月刊褐色娘monmonで良く取り上
げられている。
成績は優秀でクールな顔立ち。
アルカナに踏まれ責められたいと思っているM男は、
この学園内だけでも数えきれない程いる。
リディアとは正反対の、ボリュームたっぷりの体に、
安産型の大きなお尻。
こちらもリディアと双璧をなす学園のアイドルだ。
クールなアルカナだが、ひとたび怒れば手をつけられ
なくなる。
デスサイズを振りまわす彼女の姿は、まさに死神その
もので、誰もが死の恐怖に怯える事になる。
学園で双璧をなす美少女であり、その魔力も折り紙つ
き。
彼女達に安易に言いよれば、痛い目を見る。
その事を知っている学園の生徒達は、彼女達に迂闊に
近づく事も気軽に声をかける事もしない。
昼休みになれば、この学園のアイドル二人は屋上で昼
食を食べる事になっている。
その美しさと高貴さの為、二人の邪魔をしないように
と、学園の生徒は誰も屋上には近づかなかった。

だが、俺を除いては……
そしていつも通りに嫌がる彼女達のお尻をわしづかみにし
彼女達の抵抗をも無視しお尻の感触を堪能すると、彼女達を怒らせてしまったみたいだった。
彼女達は渾身の魔力を放ったが、俺が持っていたお守りのおかげで防げた。いつもならこれで俺は倒されて保健室送りにされるのだが……
彼女達のいつもの攻撃を防げたことに俺はテンションを上げ
目の前の2人のお尻を更に堪能していると、今度こそ本気で
怒らせてしまったみたいだった。
「魔力が効かないなら……呪い殺してあげるわ。体をゆっくりと腐らせながら殺してあげる。私達を怒らせた事を……腐りながら後悔しなさい」
「呪力……?」
魔族のリディアはそれ程呪力は強くないが、死神族の
アルカナの呪力は、絶大なものがある。
「リディア……ここは私に任せてくれ……呪力ならば、私の方が手慣れている」
「分かった……アルカナに任せる……私は、力をアルカナに力を注ぐだけで良いのね?」
「頼む……」
「ち、ちょっと待った……呪力って……くっ…これ大丈夫か?」
手の中にあるモノをギュッと強く握りしめる。
魔王の娘にして絶大な魔力を誇るリディアの魔法攻撃
に耐えられたのは、今握りしめているお守りのおかげだ
った。だが、魔法攻撃には耐えられたが、果たして呪力に対
しては——
(おいおいおい……生きたまま腐っていくとか勘弁だぞっ!?)
「うっ……わぁっ……!? ち、ちょっとタイムっ! 待った待ったっ!」
詠唱を始めたアルカナに声をかけるが——
「もう無理よ。こうなったら、アルカナ自身にも止められない」
完全に術の中に入り込んでいるのか、アルカナには俺
の声は聞こえていないようだった。
焦る俺を見て、リディアが満足そうに笑う。
「柊……朽ち果てながら、己が欲望を恥じるが良い!」
 詠唱を終えたアルカナが、瞳を俺へと向けてくる。
 呪力が周囲を満たしているのか、へばりつくような重
苦しい空気が辺りに満ちていく。
「え? あ、アルカナっ……こ、これ……」
「うぅっ!? 何だこれはっ……」
違和感を先に覚えたのは、リディアとアルカナの二人。自分達の予期しなかった状態に、鋭敏な二人は気付いている。
遅れて、俺の方もただならぬ空気を、本能で感じ取っていた。
「え? え!? 何だかヤバそうな感じっ……うわぁああああああっ!」
気付いた時には、まばゆいばかりの光が俺たちを包み
込んでいく。
その光の中に溶け込んでいくと、やがて意識はスーッ
と深い闇の中へと落ちていった。

目を覚ましたとき、リディアとアルカナの身に
何かが起こっていた……
その事により、俺——柊雅臣にとって
バラ色の青春学園生活が待っていたのだ♪