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雷撃の対魔忍 ~あるいは至高の生オナホ~
P.N. 井河扇舟は俺の嫁
TEXT (受賞作品本文)
魔都ヨミハラに数多ある娼館のひとつ。
調●用の部屋の一室で、全裸の水城ゆきかぜは施術台の上に寝かされていた。
緊張で強張った幼気な体に、物理的な拘束はされていない。
命じられるがまま、ほとんど「気をつけ」の姿勢で自ら仰向けになっていた。
この一か月あまり。
奴●娼婦として調●され、客を取らされたことで、勝気な少女は躾られつつあった。
母の情報を求めて自ら志願した娼館への潜入調査。
だがそれは、内通者によって筒抜けになっていた。
ゆきかぜは対魔忍としての力を封じられ、本当に奴●娼婦へと堕とされてしまった。
そして、文字通り身をもって、「奴●娼婦」の実態を教え込まれたのである。
奥手で初心な彼女は、通り一遍の性知識しかなかった。
だから奴●娼婦といっても、ただ男との性行為を強いられるだけ、という認識であった。
あくまで普通の娼婦であれば、そうだろう。
しかし奴●娼婦になるとは、性行為のための存在へと成り果てることであった。
男を気持ち良くするための存在として、作法や技術を仕込まるばかりではない。
肉体、さらには精神まで、男を悦ばせるために造り変えられるのだ。
手始めに、全身の性感を目覚めさせられ、鋭敏にされた。
特に乳首は重点的に開発され、今では軽く抓まれたり、ちょんと弾かれるだけで絶頂してしまう。
まるでスイッチを押すように簡単に、ゆきかぜは乳首だけでイッてしまうようにされていた。
さながらアクメのスイッチである乳首。
かぶっている「チ」を詰めて「スイッチクビ」などと揶揄されても、全く反論できない。
また、ゆきかぜ自身も性の快楽を喜び、望むよう、次第に心まで歪まされつつある。
それはもはや、自覚せざるをえないほどであった。
例えば絶頂寸前で留め置かれ、気が狂いそうになるまで焦らされてから、たっぷりと快楽を与えられる。
あるいは店から協力を任された上客によって、お姫様のように扱われ、褒めそやされながらの性行為。
対魔忍とはいえ、年頃の少女としてどうしようもなく存在する承認欲求や自己愛。
それらを熟知した男たちにかかっては、いとも容易く利用され、誘導されてしまった。
男から求められ、愛される喜び。
男から与えられる快楽の素晴らしさ、セックスの気持ち良さ。
発情さえしていなければ、まだ残っている理性では、わかっている。
わかっていても、植えつけられた浅ましい雌の欲望は、もはやどうしようもなかった。
(ああ・・今度は、何をされるの? 私、今度は、どんな風に・・男の人のための、オチンポ様のためのものに、されちゃうの・・?)
恐怖はある。嫌悪も忌避感もある。ちゃんとあるのだ。
けれど同時に、期待してしまうゆきかぜがいた。
自分を見下ろす、白衣を着た男。
見覚えがある。魔界医術に秀でた調●師だ。
左手に束ね持っているのは、太く長い、釘のような針である。
まず間違いなく、肉体改造だ。
いかにも幼い華奢な体を、さらに男のためのものへと、変えられてしまうのだ。
「ああっ・・あぁんっ・・!」
熱く湿った吐息が漏れていた。
心臓の高鳴りは、恐怖のためかもしれない。
だが子宮の疼きは、どうしようもなく欲望のためであった。
男の右手が、左手の束から一本の針を抜き出し、ゆきかぜへと向けてくる。
あてがわれた先は、下腹部であった。
「ンヒィ!?」
通告はもちろん、躊躇もなく、それは深々と少女の体に突き刺され、埋められた。
すぐに次の一本、また一本と、男は作業的にゆきかぜの下腹部に針を打ち込んでいく。
「おひっ、ギヒぃ!? あぐっ、おっ、おごぉ・・んぎっ、んごぉぉっ・・!?」
ほとんど痛みはない。
いや、正確にはあるのだ。それも、本来であれば悶絶するほどの激痛であろう。
なのに、それどころではない快楽が生じて、上書きしてしまう。
針の効果ではなかった。
すでにそうなってしまった、変えられてしまった、もうゆきかぜ自身のものである反応だった。
「んおっ、おぉぉ・・キモち、いいよぉ・・あっ、いぐ・・!」
野太く呻いて、酩酊にたゆたう。
男が五十本余りの針を突き刺す、二分に満たない時間であるが、ゆきかぜは達し続けていた。
そしてトドメとばかりに、最後の一本がクリトリスにぶっ刺される。
「んぎほぉぉぉんっ!?」
一瞬で、より高く飛翔してしまい、ビクンビクンと痙攣する。
ゆきかぜの粒果を真横に貫通して、見るも痛々しいえげつないクリピアスと化していた。
小刻みに震えるゆきかぜの体。
その下腹部に、ほとんど性器の近くまで突き立てられた数十本の針。
林立したその形は、少女の内部に秘められた生殖器官の輪郭をなぞり、浮彫にするものだった。
男は満足そうに頷くと、施術台に上がる。
ゆきかぜの両脚を抱え込ませて空いたところに跨り、ズボンのチャックから一物を取り出す。
針を刺す時よりもなお躊躇なく、当然のように、ゆきかぜの膣孔へと挿入する。
「んはぁんっ!? あっ・・? ああ、ありがとうございます、オチンポ様、ありがとうございますぅ・・!」
半ば失神していたゆきかぜが意識を取り戻し、けれど正気は失ったまま、躾けられた言葉を繰り返す。
いやすでに、こちらが彼女の正気となりつつあるのかもしれなかった。
対魔忍であるよりも、奴●娼婦に。
少なくとも、男に一突きされるごとに、そちらへ近づけられていくのは間違いない。
「あんっ、ああんっ・・! 気持ちいいですっ、オチンポ様、気持ちいいですぅ・・! ゆきかぜのマンコは、いかがですかっ!? 未熟なメスガキマンコですが、その分キツキツだと思いますっ・・精一杯マン肉締めさせて頂きますっ、オチンポ様ご奉仕させて頂きますのでっ、どうかゆきかぜの性処理用マンコを楽しんでくださいま、せ――!?」
滔々と流れるように慣れた口上を述べていたゆきかぜだが、違和感に気づく。
性器であることを嫌というほどわからされてしまったマンコ。
チンポのために尽くすことを教えられてしまったマンコ。
信じられない程に、自分の意思で動かせるようになったマンコ。
それが今、自分の意思とは別に、動いていた。
「なにこれなにこれなにこれぇ!?」
忍の字の一片もなく、混乱するゆきかぜ。
彼女を責めるのは酷だろう。
まるで別の生き物のように、自分の意思とは無関係に蠢いているのだ。
マンコが。
「ふふ。大したことじゃない。針から電気を流して動かしているだけだ」
お前の膣を――と。男はなんでもないことのように言う。
怯えるゆきかぜの涙ぐみ、引き攣った愛らしい顔を楽しみながら、淡々と説明する。
よく見れば、男の頭には鉢巻きのように、細い銀色の金属紐が巻かれている。
それは魔界科学の産物であり、装着者の思念を受信し、また発信するのだという。
発信先は、もちろんゆきかぜの膣を模った針山であり、その信号を元に電気が流される。
筋肉を動かすのは、電気信号だ。
要するに、男の思うままに、ゆきかぜのマンコは動かされるということである。
「そんなっ・・そんなんぁ・・!」
おぞましかった。
つい先ほど、自身で口にした通りのこと。
奴●娼婦という存在そのままのことをするだけである。
だが、事実として、一切の自由意志なく文字通りに「チンポのためのマンコ」にされる。
年頃以上に純心だった少女には、想像を絶する現実であった。
「いやっ、こんなのっ、あっ、んああぁ!? だめっ、いやなのに、こんなの、いやなのにぃぃ、いっ、イイぃぃぃっ!? イイのっ・・こんな、マンコ好き勝手されて、チンポのためのものにされてっ、嫌なのに、絶対嫌なはずなのにぃ・・いいのぉ・・! それなのに、気持ちいいのっ、ホントに、ホントにオナホにされてるのにっ、電動オナホにされてるのにぃっ・・ゆきかぜのマンコもうドスケベなのっ、オナホにされて嬉しい、ご奉仕用雌奴●の本懐成就嬉しいって思っちゃうぅ・・! オチンポ様感謝、感謝、感謝感激っ・・マンコ満願成就幸せアクメキメちゃうっ、キメまくっちゃうのぉぉぉ・・!?」
そんな現実さえ、みるみる受け入れさせられてしまう。
完全支配されたマンコで、チンポと一緒に、チンポで受け入れさせられてしまう。
「おいおいY豚。こうやってマンコの動かし方を教えてやるのは最初だけだぞ。装置で動かすんじゃあ、本当に生きたオナホってだけだろう。娼婦としての矜持を忘れるな。マンコの動かし方、男が望む、チンポを気持ちよくする動かし方をしっかり覚えて、自分で出来るようになるんだぞ」
「はいっ、はいぃ・・奴●娼婦Y豚っ、マンコとしての矜持は忘れませんっ・・全自動オナホになれるよう頑張りますっ、ですので今は、どうぞ電動オナホとして使ってやってくださいっ、調●してやってくらはいまへぇ・・!」
半ば白目を剥きつつ、舌をだらしなく突き出しながら、大量の愛液と共に狂った誓いを吹き零す。
盛大な放尿かの如く滾々と湧き出る蜜液もまた、肉体改造の成果であった。
「よしよし。使ってやるから、ちゃんと覚えるんだぞ。オラッ」
「んおぉぉっ、マンコありがとうございます、ありがとうございマンコぉぉっ・・!」
――それから。
好き勝手、散々にゆきかぜを使って楽しみ、満足した男が出て行くと、入れ替わりに別の男がやってくる。
人間の男ばかりでなく、オーガやインキュバスなど、およそ客層に存在するあらゆる種族の男たちがいた。
ゆきかぜは非道な装置によって、彼らの望む通りにマンコを動かされた。動かして頂けた。
男が望む、チンポを気持ちよく出来るマンコの動かし方を、徹底的に教えられ、覚え込まされた。
キングサイズのベッドの中央で、ゆきかぜは馴染みの上客の男と、対面座位で繋がっていた。
「ああんっ、お客様ぁんっ・・」
「ううっ、相変わらず、メチャクチャ気持ちいいよ、ゆきかぜちゃんっ・・!」
百戦錬磨のはずの男が、切羽詰まった声で、ほとんど降参の言葉を漏らす。
二人は情熱的な恋人同士のように、濃厚なキスを交わしてこそいる。
しかし、ひしと抱き合ったまま、微動だにしていないように見える。
けれどただ一点、もとい一穴。
ゆきかぜの性器だけが、まさしく『性器』として縦横に動いているのだった。
「はぁんっ・・♪ ゆきかぜのマンコ、オチンポ様にご奉仕するための、キュンキュン締めて、クニクニ扱くためのオナホ穴ぁ・・♪ チンポコキ肉でぇ・・お客様を、気持ち良くできて、Y豚幸せっ、奴●娼婦、幸せぇっ・・♪」
「うあっ、す、すごいぃ・・!」
いかにヨミハラ広し、闇深しといえど、ゆきかぜだけであった。
これほどまでに自在に膣肉を操り、男性器に未曽有の快楽を与えるなど。
魔界まで含めても有史以来、およそ彼女だけだろう。
それは娼婦としての適性、性欲処理器としての素質だけでは成し得ない高みであった。
皮肉にも、対魔忍としての水城ゆきかぜの才能あってこそのものであった。
そう。『雷撃の対魔忍』と呼ばれたその忍法。『雷遁』があってこその至高のマンコであった。
電流による膣の操作を、雷遁によってより高い精度で再現しているのである。
出力の制御は、かつてのゆきかぜにとって、大の苦手であった。
それが今では、一流の『電遁』の使い手でも不可能であろう精妙さである。
ただし、マンコ限定、オチンポ様のため限定であった。
もはやゆきかぜは、何の軛なくとも『雷遁』を使うことは適わない。
なのに、男に奉仕するためだけに。チンポのためだけに。マンコにだけ、それが可能であった。
対魔忍であった時以上の忍法を発揮して、完全に奴●娼婦となった水城ゆきかぜ。
またの名をY豚。
彼女は今夜も、明けることはない夜を、幸せな天職に励むのであった。
